Gさんの憂鬱と、ささやかな楽しみ

By k_asano - Last updated: 月曜日, 2月 1, 2010 - Save & Share - Leave a Comment

今朝4時にSmartQ5のGmailで読んだメール。Gさんとは電話で話すのとメールとが半々なのですが、今朝はメールを読みました。厳密にはGさんは昨夜送信したのです。Gさんは最初に会ったときから日本が嫌いになったといっていました。外交官の退官後、県都の国立大学で講師をしているのですが、つきに2,3回あって食事をしたり飲んだりしています。冬の新潟は彼を極度に虚しくさせてしまいます。私も彼の考えに共感することがおおいのです。さすがに外交官だったので、すばらしい日本語でのメールです。このような文章を日本人の若者は書けるのでしょうか、考えれるのでしょうか。以下、知日派外国人の日本人感です。

今晩は!今日は、ちょっと飲み過ぎましたので、本心を言います。私は日本人ではないし、この国と35年間付き合ったにもかかわらず、すごく疲れました。新潟は好きじゃないし、日本も(京都を除いて)大嫌いです。なるべく早く、そして永遠にこの国をあとにしたいのは本心です。友人のあなたにこういうことを言うのはすごく残念だと思いますが、今の日本は、私が60年代の初期で初めて知った、人間性があり、人懐こい、個性がある、変わった人が多かった日本と違って、これといった言った独特の匂いがない、影の薄い、心の温かさ全くがない、ロボットのような冷たい、そして教養のとても乏しい人間しかいない、寂しいところに見えます。今の日本の社会が目指している皆同じの世界は大嫌いです。
それでも今日は面白い一日でした。バイクで60キロを走って、帰り道で佐上商会に寄りました。Kawasaki K125の新車を見て、日本を去るまでに(おそらく4年後の2014年になると思いますが、我慢できなければもっと早く出るかも知れません)どうしても乗ってみたいものだと思いました。9月あたりで、スイスから約束されている、アルバイトが実現されれば、購入したいと思っています。

Gさんは、ニューヨークや東京、大阪にいた外交官時代は車は利用していましたが、バイクは5年ほど前に免許をとって、雪国の真冬であっても天候の合間をみてはバイク運転を楽しんでいます。春になると自転車で信濃川周辺から港や空港までを毎日サイクリングしているのです。

大学の2年生の時に私は1年休学して、日本半周を自転車で実行しました。バイクでは妻と二人で、私は40年ほど前に日本を一周しています。バイクでは危険な目に何度もあっていますので、「もう、バイクは乗らない」といったら、「Aさんは卒業しているからね。私は今が一番楽しい時」とGさんは言っていました。
写真は40年前日本一週途中での山陰のとある海岸にて、妻が撮影したもので、彼女が私を撮ってくれたなかの唯一うまくいったものです。

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