吉永小百合主演で映画化された「まぼろしの邪馬台国」が注目を浴びています。41年前に出版された同名の本を母が購入し、私も読みました。母は第一回吉川英治文化賞を受賞した作品だったので購入したとのことでした。邪馬台国といえば中国正史三国志の魏書東夷伝倭人条(魏志倭人伝)に出てくることを歴史で単に習って、その位置において北九州説と畿内説があるぐらいの認識でしかありませんでした。歴史でもなく小説でもないこの作品に魅かれて何度も読み返しました。歴史ロマンを最初に感じた作品でありました。その後、梅原猛氏の「隠された十字架」で当時は怨霊が実在していたという考え方が事実であることをしりました。
あれから40年、なぜ今映画化されたのかは、わかりません。私は邪馬台国の卑弥呼こそが天照大神だと考えております。また、邪馬台国がヤマタイというのではなく、台はトと読むのが正しいのではないかとも考えています。卑弥呼亡き後、邪馬台国の政情不安を治めた卑弥呼親族の13歳の女性である台与をトヨと読んでいることですし、倭の邪馬台(ワのヤマト)から倭を古代においてヤマトと呼ぶようになったのだと思います。ヤマトという発音は古代においては大和、日本、倭、大倭、夜麻登などと書かれています。邪馬台も私はヤマトと発音されていたのではないかと思っています。現代天文学の進歩により古代の天文的事実を計算することが出来るようになり、それによれば卑弥呼の没っした年と考えられる時に北九州を中心に皆既日食がありました。これが、天岩戸伝説とつながったのではないかともいわれています。
台与のトヨという呼び名は豊という名のと同音で古代史の女性に多く登場します。万幡豊秋津師比売、天豊姫命、豊鍬入姫命など台与と比定されている場合以外にも豊は物部氏系列の天皇家に嫁いだ女性には多い名前に使われています。
邪馬台はヤマトだと考えると多くの謎が解けてくるのではないかとおもっています。そして後2日間静養の身なので退屈まぎれに古事記、日本書紀、に隠された物部氏にスポットをあててあると考えられる先代旧事本紀についての勉強をしています。