人間ドックで検査結果数字というのは味方になったことがない。ウォーキングに効果があるとはあまり考えてはいなかったが、すべての数値が鞍替えをした。つまり数値が示す限り私の健康は画期的な改善を見せたことになる。
体重は74Kg体脂肪率は21%。その他、肝臓や聴力視力心電図、眼底、いずれも問題がなかった。
と、ここまで改善された健康について納得しながら、すべて初期であれば簡単に改善できるのではないかと思った。
当 社の社員が6人もドックを受けていた。そのうち二人の男性は私ととても仲のよいメンバーだ。私が他のセクションで仲の良いものは少ない。私はどちらかとい うと反抗的な、あるいは明確に意志を出す人間が好きだ。いわゆるアクの強い連中とすぐに仲良くなる。たぶん、私も他人から見るとそのような人間の一人なの だろう。だから、ドックの合間に色々な事を話し合った。私は私の現在任されているセクションの分社化ないし、子会社化または別会社を提案してきていた。そ のことは彼らもよく知っている。その二人は私の提案に納得し応援してくれている若手の実力者だと私が思っている者達だ。一人は必死に会社を立て直そうとし ている。もう一人は会社のバックグラウンドを管理している。そして私はシステムを任されているし、そのシステム部門は実際会社のトップには評価されていな いが、他の業界やシステム業界では大きな評価をもらっていることもこの二人は知っている。私のセクションの開発要員はたったの三人。その三人で基幹系シス テムをLinuxで作ったなんてことがチョットこの業界にいれば如何なる重大事かわかる。つまり、我々は会社に依存しなくとも大丈夫だということを会社は 考えていない。もしも我々の要員が会社を分つこととなったとしても応援はしてくれるだろうし、場合によっては出資者になるだろうことをこの若手二人には期 待している。