コンピューターとネットで育ってきた私にはマニュアル社会に不満を持つ。システム構築では暗黙の了解があり、それは利用していくと次第にわかってくること だ。また、我々システム屋だって、その方法を踏襲して開発を行う物なのだ。だから、ゲーマーはすぐにコツを理解し、複雑な動きにも対応できる。yahoo であれgoogleであれ検索に仕方は誰でもが簡単にマスターできる。グラフィックソフトも一つを使えばすぐに他のソフトも使えるようになる。メールだっ て、ブラウザーだって同じだろう。マニュアルはより高度にカスタマイズする必要を感じたときに読めばよい。最も、そんな必要のあるものが普段のツールで感 じた事はないのが大部分のユーザーであろう。
ところが、企業内だとバカと時代遅れで想像力の欠如した集団となってしまう。少しは企業で過 ごした事のある人間ならデーターの見方や行動についても簡単にわかるはずである。日々、単品の売上金額、販売数量、値引金額、仕入数量を時と場所を選ばず 瞬時(レザースキャナーなどのツールで)にわかる仕組みを作った時に、その利用方法をマニュアル化しないと行動が取れないという。適正仕入に利用する方法 のマニュアル化が必要だという。冗談じゃない、もしも、それが生鮮食料品店であったら、天候、行事、競合店、相場によって変化するではないか。データーを 見ながら瞬時に判断できるような教育はOJTで行い、データーの見方はある幅をもってみて行動に生かす物だ。入社1週間もたてばアルバイトだってデーター の見方はわかるだろう。動いている間に修正できるから、このようなデーターツールが大切だってことの理解がない。行動に結びつかないのはマニュアルが無い からだという。実際そんな事を言うのは、いわゆる中堅かベテラン社員に多いのが嘆かわしい。
利用できないし、実績をあげれないそれらの社員は「マ ニュアルがしっかりしていない」とか「データをみて具体的な行動をマニュアル化すべきだ」などと言って自己弁護をする。そんなヤツならベテランである必要 はないし、アルバイトだけで十分だ。ツールの操作マニュアルだけで利用方法にイマジネーションを発揮できない者が大手を振っている企業に未来は無い。
私は衣料品のファッション関連の仕事を若いときに五年ほど関わったことがあります。だからというわけかもしれませんが、服には比較的うるさい。素材、色、 柄、サイズ、また、縫製仕立て編み込みなどに多少知識があるのです。そして、自分の好みもはっきりしている。だから、一番困るのが、好みのあわないものを 人に勧められることです。妻は私以上に私の好みを知っていて、具体的にどの様な服を私が好きで着続けるかを理解している。
気づいたら私は最近全く自分で服を買っていなかったと言う現実に愕然とすることがある。このまま、妻の選んだものを着続けていると何時か自分を見失ってしまうような気がする。
「衣 食足りて礼節を知る」と言われるほど、衣服は大切だと思う。自分では派手な服をきて外に出る日。今日はそんな日だった。ふと、デパートのエスカレーターで 鏡に映った自分をみて、「なんて、ひどい、老人だ」と、ひとしきり肩を落としてしまった。多少、腰痛を患っているのがわかる立っている姿が、エスカレー ターを降りる正面にある姿見鏡に写ったときの情けなさは改めて還暦を迎える年男なのだと、妙にうなずいてしまった。
高麗史に関するもの、古代の日本の軍隊に関するもの、そしてネットワーク社会に関するもの、本を三冊購入。
知識は食事のようなもの。妻から、小遣いをもらったので、取りあえず本を食べよう。
比較的充実した一日のような気がする。
