う とうとと眠りについたばかりなのに、電話がけたたましく鳴って起こされたのがAM1時頃でした。妻からだった。私と妻とは50Kmの距離を離れて生活をし ています。私は会社の近くのマンションに介護の必要な母といっしょに生活しています。妻は一人で自宅で生活しています。つまり、中距離夫婦でしょうか。私 は休みだったので、妻の所で電気の配線や大きな片づけをしてちょっと前に帰ったばかりでした。電話の内容では、私が帰ったころ、にだれもいない部屋の障子 がバタバタ言うので怪訝におもって部屋を覗くと頭をかすめるように何かひらひらする物体がかすめ飛んできたということでした。蛾にしては大きすぎるし、鳥 のようではなかったという。怖くてしょうがないという電話でありました。
それは間違いなくコウモリです。妻の実家は結構な田舎なので、コウモリぐ らい子供の頃は毎日見ていただろうにと言いますと、コウモリは見たことがないといいます。つまり、記憶がないわけです。私の家の隣家はお寺で樹木もあり、 コウモリも飛んでいます。コウモリと言う動物は目から下があまりに不気味でグロテスクな顔をしているので、嫌われます。私は昔、夕刻に竹竿で池を飛び回る コウモリを叩いて捕まえたものでした。羽の先に爪をもっていて、羽をめいっぱいに広げると、その顔を左右に向け口を広げジイジイ声を出します。羽はビロー ドのような肌触りだったように思えます。器量の悪いネズミと言うより、やはりコウモリはコウモリでありました。
取りあえず、今夜は怖いのでカラオケにいって泊まるとのことでして、明日早朝に私のマンションにやってくるので、明日は一緒にかえってコウモリを退治して欲しいとのことでした。
亭主の力はコウモリ退治にしか発揮できないのかもしれません。
さて、明日はそのコウモリ退治についてかいてみましょう。
