昨日、友人からこんなメールが届きました。

4畳半の部屋に置いているディスクトップPCの音が非常に高くなって気になります
ところがエアコンを入れて室温が下がると静かになります
先般、あまりにも音が高くなって気になるのでPC工房に持っていきました
そしたらウインドーズが立ち上がらずOSが壊れているかもとのこと
そのまま預からせて欲しいとのことで置いてきましたが、後日OSは大丈夫でした
ただ、基盤(起盤?)が壊れていたので修理しました それにファンを1つ追加しましたとのこと
それから約10日くらいでしょうか? また今日も音が高くなったので念のためエアコンを入れて室温を下げたらおとなしくなったのです
PCに何度以上になったら問題が発生しますとも書いてないし素人ですからチンプンカンプンです
この部屋はエアコンを入れないと除湿機がフル稼働してることもあって30度くらいにはなってるかも知れません
これってPCの宿命なんでしょうか? それとも欠陥なのでしょうか?
現物や状況を見ずにのことですから難しいでしょうが管理人さんの見解を教えてください。
ちなみに約5ヶ月くらい前に組み立ててもらったものです。

>そのまま預からせて欲しいとのことで置いてきましたが、後日OSは大丈夫でした

HDD が壊れていない限り当然のことで、いうまでも無いことです。OSが壊れる可能性は全く別の理由でしょう。慣れている技術者ですと、HDDに手を触れただけ でHDDがハード的に壊れているかはある程度わかります。勿論HDDの基盤の壊れは別ですし、HDDの基盤は熱には比較的強い部品を使用しています。

>ただ、基盤(起盤?)が壊れていたので修理しました

それはほとんどありえません。基盤が壊れていて修理できる者は現在ではいないと考えてください。つまり、基盤(マザーボード)が壊れたら修理ではなく、交換です。

エ アコンとの関連でおわかりのとおり、熱が問題です。CPUは20度〜40度以下に保つ必要があり、温度が上がればCPUに風を送るのですね。それが、 CPUについているファンと外部からの空気を入れるためのファンです。つまり、大多数のディスクトップPCは空冷です。私のはCPUを冷やすものについて は特殊な装置で冷やしています。最近では多少値がはりますが水冷のものもあります。
では、なぜ、頻繁にCPUを冷やすのかといえば、多分効率が低下しているからでしょう。
効率低下はファンが所定の効果をあげないからでしょう。それは、ファンが高回転しない。それゆえにファンからも熱がでる。また、羽部分に何かが付着しているというようなことが考えられます。
貴方がもし愛煙家なら、コンピューターの付近での喫煙は避けるべきです。ファンの羽やモーターの軸付近にヤニが付着します。ヤニにごみやホコリが付着し、さらに効率を落とします。私はヤニでファンがほとんど回らないPCを見たことが何度もあります。
当然ですが、電源部分についても同様です。電源の性能が低下し、熱を発生させる場合も多いのです。電源付近に手を当てて熱風がでるようでしたら、電源の交換も考慮に入れるべきでしょう。
コンピューターの設置方法もゴミの発生や溜まり場は避けるべきですし。左右前後にも空間を取ったほうがいいでしょう。
コンピューターにとって熱は大敵です。大型のコンピューターはその設置位置に空調をいれるのは常識です。ただ、PCにはあまり必要はないのですが、冷やすに越したことはありません。宿命ですが、貴方のPCについては見ているわけではありませんので明確には答えられません。
まり思えません。

>それにファンを1つ追加しましたとのこと

ベンチュレーションの効率確保のためのファンの追加は一般的なことですし、間違いではありませんが、設置位置や室温や喫煙などの要因もとても大きいのです。

>それにしても3台目にして初めて経験するものですから欠陥品かと思ってしまいました

その可能性は否定できないんですよ。ノイズが多いのは故障につながります。ノイズは筐体に共鳴を呼び小さな振動を絶えず誘発していることにほかなりません。ベンチュレーションや筐体の清音対策
を含め多分総合的にバランスが悪いのでしょうね。

ディスクトップは前側から空気を筐体に取り込み後ろから吐き出すようになっていますが、内部の配線(特にフラットケーブル)が邪魔をしてベンチュレーションがうまくいかない場合もありますし、ファンの性能の問題もありますし、筐体における清音対策もあります。
3台目ということですが、CPUの性能も上がってきています。CPUの性能があがるということは発熱が多くなることなのです。

具体的にはCPUの内部はLSIの塊です。電圧は5.5Vぐらいできまっています。
こ れを水鉄砲にたとえるとわかりやすいのですが、水鉄砲のかける圧力が同じ場合放水を早くするにはどうするかと言えば穴を小さくするかパイプを小さくするわ けです。そうすれば、穴とパイプには巨大な圧力がかかります。水でなくて、これが電気の場合発熱ということになります。ですから、性能の高いCPUという ものは5mm ×5mmの中に数百万から数千万の回路が入っていますので、高圧なんですね。したがって、高熱が発生します。CPUにそのまま指を付ければ10秒ぐらい で、指紋がなくなるかもしれませんね。その温度は回路に悪影響があります。つまり、回路を構成している材料が溶けるわけです。ですから、冷やす必要がある わけですね。
最近のファンは温度によって回転数を変化させるタイプがありますので、そのようなファンにするのも方法です。

当面の対策はとりあえずクーラーをかけるようにするしかないですね。本質的には清音対策やベンチュレーションを含め、詳しい人に対応してもらうことが大切でしょうし、壊れる危険性を予測して、バックアップはきっちりとされたほうがよいでしょう。