今日、自分がこの年で涙を流して泣けると言うことがわかりました。私は言葉を覚えてから、(つまり、満二歳以上になってから)、実母と、どれくらいの時間 会話をしたのだろうと考えました。多分、合計でも、10時間はないでしょう。最後に会った時、まだらボケのため実母は私を誰か認識出来ない状態でありまし た。それから半年後の昨年4月に実母とは心の交流のないまま別れを迎えてしまいました。このことは私は昨年「般若心経」を題材にして日記帳に記載しまし た。
http://beatlesoft.ddo.jp/blog/show.php?itm_dat=20040424195755&ymd=do20040400000000
実父は私が生まれて半年足らずで他界してしまいました。したがって、実父については全ての実感と実像がないのです。
今 日、DVDの「Fields of Dream」を観ました。この物語で、主人公はトウモロコシ畑を啓示により野球場にしてしまうところからはじまります。若い時に他界した父親がまだ結婚す らしていない生き生きとした姿で主人公夫婦と子供の前に現れる。そして、生前は反目していた主人公である息子が最後に「お父さん」と呼んで、主人公が作っ たグラウンドでキャッチボールをするのがラストシーンとなっています。最も、こんな簡単に言えるわけではないので、出来ればDVDかVTRでご覧になられ る事をお勧めいたします。本当によい映画ですよ。
何度観てもラストの15分間には心うたれます。そして、本日、ふと、「出来るなら、私も父に会いたい」と思ったら、とめどなく涙が流れました。この年になって声を震わせて泣いてしまった。そんな自分の行為が意外であり、感動いたしました。