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XactiとMotionPIXの比較検証(1)
2004年01月10日

XactiとMotionPIX212は何れも昨年11月前後に発売されたMpeg4の動画デジカメです。どちらも販売が好調であるとのことですが、本サイトではそれを比較検証をして見たいと思っています。ただ、厳密な条件を設定することは出来ません。両手で持って横に並べて動画撮影をするだけですので、「精密で、正確ではない」と専門の方々からいわれるかもしれません。私は専門家ではなく、単なる一人のユーザーですし、本サイトは学術的、技術的にその道の専門家のためのサイトではありません。ユーザーが購入する段階で参考にしてもらえばよいわけです。
またXactiの動画はISO企画のMPEG4ですが、Msのメディアプレーヤーで表示はできません。素のままですと、QuickTimePlayer6.4で見ることができます。

感覚が当てになるかどうかは解りません。いかに、科学的らしい数字を並べて、それを信じるか否かは個人の感覚です。動画比較で、320×240のサイズではMotionPIXのasfファイルサイズがXatciのmp4の動画サイズと比べて同じか少し大きいですし、VGAサイズですと画面サイズに比例してmp4は大きくなるのに対してMotionPIXのファイルサイズは余り大きくなりません。
良し悪しの基準は私だったら使用するかしないかです。あくまでもフィーリングです。つまり、「百聞は一見にしかず」です。そのために、実動画をつけておきますので、現実にご覧ください。その上でご自分で判断されるのが最良でしょう。なお、実動画の参照はサムネイル画像をクリックしてください。動画のファイルサイズは大きいのでADSL以上のブロードバンドの方が対象です。

【注意】今回の動画は全てサーバーに負担をかけないためにwmvに変換してあります。MotionPIXのasfファイルとXactiのMP4ファイルの変換に使用したソフトは株式会社ペガシスさんのTMPGenc Version2.511.51.160でいったんmpegに変換後MicrosoftWindowsMediaエンコーダ9シリーズVersion9.00.002870でWMVに変換しました。また、撮影はすべて、手持ちで行いましたので、後ほどの記述にあるように、Xactiのホールディング角度の違いから、Xactiの方が上向きのように写しこまれています。また、Xactiの方がMotionPIXより、デフォルトで多少広角なので、その違いもあることを、ご了承おきください。
右クリックで ダウンロードしてからご覧いただくか、MultimediaPlayerの再生を「連続再生」に設定してください!

640×480
屋外
640×480
屋内
320×240
屋外
320×240
屋外(明るい夜間)
320×240
屋内
320×240
屋内
Xacti
445KB

552KB

553KB

548KB

904KB

349KB
MotionPIX
517KB

601KB

546KB

596KB

907KB

294KB
コメント VGAの屋外、太陽の光を浴びた絶壁を川べりからパーンさせて写しこんだのですが、MotionPIXでは画面全体が赤味を帯びています。それどころかMotionPIXではサムネイルでも解るように絶壁は全く写らない。 VGAサイズでXactiは最高の画質を排出する。それに対しMotionPIXは最低の画質となるように思えます。室内で、DVDを再生しているノートPCと後ろには私のホームページがうつっています。画質を見比べるのにもっとも適しているでしょう。 屋外でのカメラをほぼ固定しての撮影です。MotionPIXがもっとも納得できる仕上がりにみえますが、横断歩道に赤色のノイズが入っています。このことを除けばXactiとMotionPIXの映像格差がもっとも少ないと思います。 繁華街の夜を歩いてみた。スターバックスの手前で、警備員とすれちがう。スタバの客がガラス越しで見える。MotionPIXは歩きと動きのある映像についていけずに、動画はながれている。それにたいして、Xacsiは完全に動画をフォローしている。 赤い絨毯の敷いてある通路からパーンして窓際まで歩いていき外の樹木を見るところまでの映像です。
パーンはゆっくりですが、赤色が全体に行き渡ります。窓に向くと逆光となり、それが近づくに従って外に色があって色飛びがなくなるかを検証します。
明るさの余り変化のない室内を素早くパーンした場合の画像の飛び方をチェックしています。

総括

MotionPIXの場合、VGAサイズ(640×480)は見るに忍びない最悪の結果となります。最初の屋外の断崖絶壁の動画は三度トライした中で、この映像がもっともよかったのですが、それでもMotionPIXはこんなありさまだったのです。「これって?フザケルナ!詐欺じゃないか!いいえ!マジック?」の世界です。光の少ない場合にはいずれの機種も得意ではないのですが、MotionPIXの場合については夜間の映像や室内でも事務所ぐらいの明るさ(真上に40Wの蛍光灯)であっても明らかに色飛びがものすごい。素早い動きは何れの機種もMPEG4と言うことなので得意ではないのですが、MotionPIXで唯一使いるシーンは上の例で解るとおり屋外でカメラを固定して離れた対象が動く場合のみでしょう。MotionPIXは室内や逆光や光の少ない場合は赤味が強く、昔の火星イメージか赤いセロファン超しにピントの合わないめがねをかけてみた世界とでも表現すればわかります。

XactiはVGAサイズ(640×480)が圧倒的に美しく実力を発揮します。今回の比較は価格以上の差をこの2機種ではかんじたのだが、だからといって、Xactiに完全に満足したわけではありません。一番の問題点はオートフォーカスの遅さだとおもいます。次にデザインからくる問題で、カメラとホールドする角度が120度ぐらいです。これは一見使いやすいのですが、それはピストルを以って、撮影器具とした場合の話です。そして、このピストルの用に思われるという意味で、海外での使用については誤解を招く危険性は十分にあるのではないでしょうか。今や、デジカメを持っての海外旅行は当然のこと、私も、米国旅行にはデジカメで動画をとる効果を体験いたしまして、実際「テープ録画の時代は終わった」と感じた次第です。足元(つまり真下)を撮影する時には異常な形で腕と肘の角度をコントロールしなければなりません。単純に三脚に固定して、真下に置いた資料を撮影するといったことは出来ません。320万画素のデジカメとしてはやはり専用のデジカメから比べれば落ちるものの、水準は十分確保されています。特に暗い場合でもストロボを焚くことによる効果は納得が出来るしあがりでした。

最後に

私は動画を室内でとることが多いのです。仕事で、プレゼンをやったり、作成したマニュアルを動画で提供したり、保守や教育などの素材として動画は活用しています。ディテールまではっきり写るXactiは今までの動画デジタルではやはりSanyoのMZ3以上に納得ができます。いくつかの不満があったとしても、それを払拭するすばらしい製品であると思います。本来はこの後継機種が一番の「買い」だとおもいますが、動画デジカメを欲しい方は価格的に2倍以上の差があってもこちらの製品をすすめます。「値段が倍違うから仕方がない」というレベルではないでしょう。2万円が4万円だとしても、2000万が4000万円とはちがうのです。この検証結果をもとにしてもMotionPIXを購入しようとする貴方!勿論、自由ですし、もはや何者にも負けない、その信心と信念は、大部分の人類には不要でしょう。