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Let'sNoteR6のHDD換装
Panasonic Let'sNoteR6のハードディスクを120Gに換装しました。
(注意)分解や換装についてはあくまでも自己責任で行ってください。特にこのPanasonicのシリーズは難しいですし、文章
では表現できないテクニックもあります。ですから、経験者で相当の覚悟のある方なら試してみるのもいいかもしれません。

愛用のノートPCです。手放すことの出来ないPCをここ10年私はPanasonicで固めてきています。それが、どのシリーズからはじまってきたかについては、この私のコラムでたびたび取り上げています。その間、IBMのThinkPad1142も使ったし、SigmarionⅢも使ってきています。しかし、Panasonic製のLetsNoteシリーズがあくまでの王座に君臨し続けていたのは事実です。私が購入した全てのノートPCやPDAは全て分解し改造しました。その内当サイトでPanasonicのノートについてHDDの換装を写真や動画で紹介しているのを下にリンクを張っておきます。
緊急!R6の分解HDD換装動画
写真(1)

1:38
写真(2)

2:17
写真(3)

1:48
写真(4)

1:39
写真(5)

1:29
ダウンロードして
からご覧ください。
動画はwmvです。
(2007/09/25)

写真(1)バッテリー下のキーボード接合部品の取り外し
写真(2)裏ビスの取り外し
写真(3)無線LANカバーとヒンジの取り外し
写真(4)キーボードとシールの取り外し
写真(5)シャーシとHDDの取り外し


◎LetsNoteR4にSSDを搭載しました

◎LetsNoteR4のHDDを160Gに換装レポートを動画(wmv)で配信
◎動画で見るLetsNoteCF-T1の分解方法
◎Panasonic Let's Note CF-S22をHDDは20Gに換装
◎Panasonic Let'sNote CF-11のHDD換装
休日の過ごし方は人それぞれ。私は、珈琲ショップで2時間ぐらいを過ごすのが定番。人には「そりゃ寂しいね」って言われたこともあります。その時には必ず座右にはこのノートPCが存在し続けました。一つには動画や写真や文章や音楽などの情報のタンクとして、また、メモとして。社会と自分をつなぐわずかなチューブとして私にはノートPCがとても大切です。ノートPCは携帯を通信手段として低速のネットワーク環境をビートルズのGetBackを聴きながら珈琲を飲んで一時を楽しむ。昨夜、PanasonicR6をネットで注文しました。138000円でした。
ゼロスピンドル化の為に
発注の3日後、Let'sNoteR4が納品されました。1Gメモリーも明日には納品される予定です。メモリーは7500円です。とりあえず、60GのHDDを120Gに取り替えたいと思いました。現在のR4は160GのHDDに換装してありますが、本当のことを言えば、新たなR6にSSDを搭載してみたいのです。現在32GのSSdは58000円ぐらいで販売されています。近い将来にノートPCはディスプレィに有機ELが使用され記憶保存メディアとしてリコンディスク化していくでしょう。但し、モバイル通信が低価格で高速化がなされれば保存メディアはさほど大容量のものである必要はなくなるでしょう。リッチクライアントは見逃すべきではない事実となるでしょう。
私は2台目以上のPCとして、ノートパソコンが選ばれるなら、殆ど利用されていないCD,DVDなどの光メディア装置は不要と考えています。また、HDDもSSDに変える必要性があると思っています。つまり、バッテリーを長時間利用しての充実した環境と高速性が欲しいからです。その意味で私は今までは1スピンドルでしたが、R6でゼロスピンドルに挑戦したいのです。私の望むSSDの容量は64Gで価格的には50000円以下を期待しているのです。年内か来年の今頃にはそうなっていると思います。それまでに、このR6の分解をマスターしておかなければならないので今回挑戦することにしました。

LetsNoteR4とR6の比較

左はVistaを走らせたところ、上はバッテリーを取り除いた裏面、この段階で以前のR4との変更点はバッテリーの大きさやトップデザインの若干の変更。それにビスが若干変わった程度だろう。外見的に変わったのは無線のアンテナが左右の前面パームレストの端に三角のカバーがかかって設定されていること。向かって右のアンテナの下側に電源スイッチのように見えるのが無線の有効無効をハード的に設定できるスイッチです。また、電源は以前のシリーズとはことなり、液晶の側の左上のキーボードの上に丸いボタンとして取り付けられました。

R4とR6を重ねた上がR6で下がR4(左側面)

R4とR6を重ねた上がR6で下がR4(右側面)
また、USBインターフェイスが向かって左から右になったこと。恐らくこれで、無線マウスを使うときに利用しやすくなったと思います。また、SDなどのマルチカードスロットが前面になったこと。それに、USBの移動にともない、PCIカードスロットが向かって左の前方側面に移動しました。また、LANやMODEMのインターフェイスの位置も変更になりました。つまり、左右側面が殆どR4とは異なりました。
さて、いよいよR6の分解とHDDの換装をおこないます
まず裏面のバッテリーをはずしてその下のキーボードと本体を接合するヒンジを3つ取り除きます

赤い四角で囲んだ丈夫なビニールテープを剥がす

テープの下にあるヒンジをマイナス精密ドライバを2つ使ってはずす

裏面では上のように5種類のネジが使われています。このネジは非常に堅固に締まっている。したがって、精密ドライバーだけでネジを回すのはプロレスラーでもうまくいかないのではないかと思います。だから、右の写真のように、ラジオペンチやペンチなどを利用して梃子の原理を使ってまわさないとネジがとれない可能性があります。そして、このネジをはずさない限り分解はおろかHDDの換装すらできません。
左の写真をクリックすると大きくなります。

パームレスト左右の無線アンテナカバーを剥がすには写真のように精密ドライバーを差し入れて上に上げて取り払う
三角のカバーをはずして左右の無線アンテナが見えた写真。ここで、ネジをとりはらう。
液晶ディスプレイ留め具の下のビスはアンテナのビス同様に取り外しましょう
キーボードを剥がすには左右上部にマイナスの精密ドライバーを差し込んで持ち上げ斜め上にスライドさせるように引き出すようにする
キーボードを剥がして手前に折り曲げたのが下の写真。ここで、赤い四角に囲まれた①と②の部分は強力なビニールテープでカバーされている。このビニールテープを精密ドライバーのマイナスを使って丁寧に剥がす。
右上の写真でののシールの下は赤い線で囲んだソケットに隣の写真のケーブルがきっちりと入ります。このケーブルが短いので写真のシールを剥がす必要があるのです。
ケーブルにつながったアタッチメントの後方に見える四角のカットが上の写真でののシールを取った跡です。この穴がなければケーブルとソケットの抜き差しはできません。
HDDはR4とは異なり右の中ほどに縦に黒い保護ケースに入っている。保護ケースからは簡単にHDDを取り出すことができる。
HDDはSATAである。SATAの規格は3.5インチと2.5インチではまったく同じであることに少々びっくりした。当然換装するHDDもSATAである。
左のHDDが取り出した60GのSATAのHDDです。とりあえず8000円前後で120GのSATAが打っていましたので換装しました。写真でわかるとおりインターフェイスは異なっていますね。
R6にはリカバリーCDが梱包されていた。そこで換装したHDDにVistaを搭載してみた。本当はXPを入れたかった。この機種はSSDの64Gが50000円以下になったらさらに換装するつもりでいます。(写真クリックで拡大)
換装を終えて
私がPanasonic Let'sNoteシリーズに惚れ込んでいるのは、お分かりだと思います。現在でも手放せないのを見れば、そのほれ込み方が尋常ではないこともご理解願えるでしょう。それは、その設計思想が大好きなのです。本当は◎Panasonic Let's Note CF-S22までは標準であった光学式トラックボールのインターフェイスが望みです。確かに厚さの検討はする余地はありますが、現在のパッドとは比較にならないほど使いやすかったのです。この機種を使われる多くの方々は、システムやプログラミングなどの技術者が多いと思います。一般受けを狙わずにこの機種を作っていただいているPanasonicには感謝していますが、この点だけが気に入りません。
外見のわずかな変化ではなく、R6とR4をこのサイトのリンクをたどればわかるように内部は大きく変わっています。Vistaが搭載されていて、リカバリーCDが梱包されているので、私のような換装マニアには本当に助かります。しかし、Vistaではメモリーを1.5Gに増設したとはいえ、その遅さが目立ちます。GUIをクラシックに変更しても、大きな効果は得ることができません。この機種ほど、SSDが似合うのはないのではないかと思います。しかし、ノート用のCPUでは限度もあるでしょう。XPをターゲットOSとしたなら1.5Gでこのスペックなら申し分ないのです。エアロを動かすことは本当に興味はありません。実用性からいったら、Linuxでのberylの方がエアロなんかと桁違いに使いやすいし意味もあります。そのように考えています。VistaというOSがどのようなユーザーをターゲットにしているのかわかりません。私のような開発現場の人間にとりまして、はなはだ迷惑なOSではあります。

究極のノートPCがどんなものかについて、それぞれの意見があるでしょう。 私がPanasonicのシリーズを使い続けてきた最も大きな理由はモバイル性能の良さです。つまり軽量で長時間持つバッテリーが理由です。それにソフト的には全く興味のない、そしてさほど高性能とはいえないメーカーサイドのゴミソフトがバンドルされていないのがいただけます。ゴミソフトをはずすのも面倒ですし、ましてやCとDで勝手にパーティションを切っているなんてものも無くすごく、自分好みに作り込みができるのです。
理想的なスペックはWindowsCEのようにゼロスピンドルでいかなる場面でも電源を入れたり切ったりできること。そして、HP200LXのように単三電池で約1ヶ月稼動できれば万々歳だ。そのための技術には当然、有機ELやSSDのようなゼロスピンドル、そしてタッチパネルで高速通信のサポートなどが基礎技術として必要でしょう。 最も、如何に有機ELとはいえ、ディスプレイの占める割合はとても広いのです。だからこそ有機ELでフレキシブルなフィルムとして立てかけて使うのも方法かもしれませんし、HMD(ヘッドマウントディスプレィ)の低価格化が実現すればそれもよいことだと思っています。そうすれば本当に小さくなる。折りたたみ式のキーボードサイズか文庫本サイズでバタフライ式(この単語をわかっている人は相当のマニアだ)のキーボードでもいいでしょう。基本的なコンセプトを排除しない限り、小さく、長持ちし、可搬性のあるPCが欲しい。それが高速モバイル通信が確保されるならリッチクライアントの考えを徹底的に導入し、SSDだって本当にOSだけの16G以下でもいいのではないかとも考えている。しかし、開発用として持ち歩く私にしてみればVisualStudio2005だって巨大な容量をとってしまう。それこすDOSの時代にはTerboCなどはFDが1枚でコンパイルできたのだった。この先開発の主体がネットであり、スクリプト系ならリッチクライアントで十分だろう。

2007/07/22
管理人著